シングルマザーが新しく友達を作るのは意外と大変です。家と職場の往復で毎日終わってしまい、友達を作る余裕なんてないという方も多いです。
ただ、最近はいろんな方法で友達を作ることができます。特にゲームやSNSを通じて友達ができたケースは多いです。ネットで友人を作るメリットは以下の通りです。
- 地域を問わず友人を作ることができる
- ネットを通じていつでも話せる
- リアルじゃないので自分の悩みも気にせず話すことができる
- わずらわしい人間関係がない
リアルな友達ももちろんいいですが、リアルじゃないからのメリットもあります。リアルじゃないからこそ話せることもあるんです。
わずらわしい人間関係もありませんし、気軽に付き合うことができるのもメリットの一つです。
以下は実際にどこで友達を見つけたのかシングルマザーの意見をまとめたものです。
シングルマザーが友達を作るための場所を紹介!
ゲーム(TRPG)を通じて友達を作った20代後半の女性
私は高知県に住むシングルマザーです。5歳の娘と3歳の息子がいます。日々を育児や家事に追われていますが、楽しく過ごしています。
趣味は読書、映画鑑賞、TRPGなどです。何でも好きなことをしてしまうので、多趣味とは言われます。
最近は漬物を漬けることに楽しみを見出だしており、いろいろな野菜を片っ端から漬けています。
知り合った場所やきっかけ
私が友人と知り合ったきっかけはネットです。TwitterのフォロワーさんがTRPGをしていて、私もTRPGをよく遊んでいたので卓(と呼ばれています。正式名称は出せませんがTRPGをする専用のサイトがあります)に呼ばれることが多くなました。
今まで友達が少なく、なおかつシングルマザーでとても寂しかったのですがTRPGをするようになってから寂しくなくなって、楽しい日々を過ごしています。
TRPG自体そこまでメジャーなものではないので参考になるかわかりませんが、他人と話す機会がなくなりがちなシングルマザーの方にはおすすめしたいものです。
子供の寝つきが悪い日の夜などはゲームの進行を止めてしまって申し訳なくなりますが許してくれる友人には感謝しかありません。
友達・仲間内でしていること
こまめにTRPGの話をします。こんなシナリオいきたいね、こんなシナリオあるんだって、とさまざまな話題を振って反応を見て、KP(ゲームキーパー)をするから一緒にやりましょうとお誘いすることも多々あります。
能動的に動けることは大事だと思います。できるだけさまざまなTRPGのシステムに触れ、遊べる範囲を広げています。
楽しんでいただけるような演出ができるように頑張ってみたり、楽しいです。オフ会もします。
このシナリオに似合いそうだなと思う、いわゆる概念グッズをさがしにいったり、香水を作ってもらったりしています。
アクセサリーよりも香水やインクのほうが受けがいいような気がいたします。TRPGバーにも行きます。そこでは一期一会の出会いもあるので楽しいです。
友達と良好な関係維持するために気を付けていること
遊ぶ日にちを一ヶ月前から入れます。突然決められても困ると思うので。子供を寝かしつけて、防音仕様の部屋で通話を始めています。
TRPGは突然叫んだりするゲームなので。無理のない日程調節を心がけております。金曜日と土曜日にお誘いをすることが多いように思います。
平日は私も皆さんもお忙しいので、それも維持には必要だなと思います。丁寧な挨拶、準備、時間のセーブなども関係維持には必要不可欠です。
約束を破ったりせず、リスケをする場合は二週間前からご連絡を入れるようにしています。私のせいで卓の日程をずらしてしまうのは申し訳ないので。
伝助と呼ばれる共有スケジュール帳なども利用しています。皆さんのスケジュールがわかるので、管理しやすいです。
子どもの習い事を通じて友達を作った20代前半の女性
私は現在1歳8ヶ月の息子を育てています。21歳シングルマザーです。私は人見知りがなく比較的誰とでも仲良くなれる性格です。
また人とおしゃべりすることが大好きです。そのため男女問わず気が合う人だとほんとにすぐ仲良くなります。
息子は現在やんちゃ盛りで毎日楽しく育児をさせてもらってます。明るいがモットーの親子です。
知り合った場所やきっかけ
子どもの保育園の送り迎えの時間帯はだいたい同じです。そして他のお母さんたちもそれは一緒なので、そこで知り合い友達になりました。
子連れのお母さんはとても話が合うのですぐに話が弾み、友達になれました。また私は習い事であるスイミングスクールでも友達ができました。
きっかけは単純で同じクラスで年齢が近かったから話してみようと思ってわたしから話しかけたからです。
私は先ほど述べたようにおしゃべりが大好きなので気が合うと話がとことん弾みます。
スイミングスクールの友達はとても気が合い初めて話したとは思えないくらい話が弾んで、スイミングスクールが終わった後さっそくランチにいきました。
その友達とは今もランチに行くぐらい仲良しです。
友達・仲間内でしていること
私はよく友達とランチにいきます。子どもを保育園に預けたあとだと時間に余裕ができるので、その時間を狙ってランチに行っています。
そこで友達ととことん話をすることで仲を深めれるようにしています。また子どもたちと一緒にどちらかの家に遊びに遊びに行くということもしています。
子どもたちがいるとやはりお店だと気を遣いますが、お互いの家だと気を遣わずに遊ばせることができるので時間を気にせず話せます。
その点がとても良いので、私は少し仲良くなった友達だとすぐ自分の家に子どもと一緒に遊びにおいでと誘います。
また普通のランチを誘うのとは違って自分の家だと子供が遊びたいって言ってるからと理由をつけれるので誘いやすいという点もいいです。
友達と良好な関係維持するため頻繁にコミュニケーションをとっている
私は友達と良好な関係を維持するために、月1ぐらいでご飯に行ったり、難しければ電話したりなどコミュニケーションをしっかり取ることを気をつけています。
またLINEの返信を早くするということも気をつけています。今の時代は気軽にコミュニケーションをとることができるからこそ、しっかりとコミュニケーションをとっておかないとお互いに連絡しづらくなります。
関係が少しずつ気まずくなるという経験をこれまでにしてきたので、私はこのことを特に気をつけています。
また当たり前のことですが、相手にとって嫌なことはしないということも気をつけています。
知らず知らずのうちに相手に嫌なことをしていないかな、このLINEを送っても相手は傷つかないよな、など当たり前のことですが気をつけています。
ひとり親の就職支援の勉強会を通じて友達を作った30代前半の女性
私は現在33歳です。29歳で子どもが0歳のときに離婚しシングルマザーになりました。実家の近くに2人で住んでいます。
両親から援助もあり元夫からも今のところ一応養育費が支払われていることもありなんとか生活できています。
またひとり親の手当などもいろいろ調べて申請して恩恵を受けているので生活自体は困窮していないです。子どもは父親とたまに会うこともあります。
知り合った場所やきっかけ
ひとり親の就職支援の勉強会みたいなものがあり、その講習に応募したところで知り合いました。
その講習会は全体で20人くらいいました。私は子どもがいて託児に預けていたので、昼の休み時間は子どもと一緒にいました。
その時に同様に託児を利用していた方が2人いて、そこで仲良くなりました。
それぞれその人の隣に座っていた方も合わせて5人で、最後の講習が終わってからランチに行こうということになりました。
ランチに行ってから自分の境遇などを話し、そこでラインのグループを作り仲良くなりました。
私はその後も他の講習会に参加していますが、こうやって今も連絡ができる関係になったのはこの講習会のみです。
友達・仲間内でしていること
コロナ前は結構飲み会をしていました。月に1回くらい集まってお互いの近況を報告したりひとり親の有益な情報を共有したりストレスを発散したりという感じです。
合コンみたいなものも誰かが幹事となり開催することもありました。
みんなシングルマザーなので事前に相手方には伝えてあるので堂々としていられるのがとてもうれしかったです。
飲み会ができないときはだれかの家に集まってお菓子などを持ち寄ったりお酒やおつまみなどを買い込んだりしておしゃべりなどもあります。
どっか旅行に行きたいねとも話していますがコロナということもあり子どもたちの年齢もそれぞれなのでなかなか実現には至っていません。
5人全員ではなく個々でのつながりもあります。
友達と良好な関係維持するために気を付けていること
年齢もバラバラだしシングルマザーということは一緒だけど立場も境遇も違うので、それぞれの家庭を尊重しながら予定を組み立てています。
一方は保育園児、一方はバイトしている高校生がいる、という感じなので、それぞれの予定を合わせたり5人全員ではなく今回は4人で、ということもあります。
でも決して仲間外れにしているわけではなくそこは女子の嫌なところを出さず大人な対応で、特に参加いないからと文句を言ったりすることはないです。
距離が近すぎると衝突することもあるかと思いますが、適度な距離なので衝突することはまだないです。
この歳になってまだ少数派な立場(シングルマザー)になって同じ境遇の友達ができるってなかなかないと思うので、それに感謝しつつ今後も接していきたいと思っています。
インスタなどのSNSを通じて友達を作った20代後半の女性
私は20代後半のシングルマザーです。20代前半の時に元夫の度重なる暴力により離婚しました。
現在4歳の娘と二人暮らしをしています。子どもは保育園、私は家の近くの保育園で保育士をしています。
家を出てから離婚成立するまでには1年弱かかり、弁護士に依頼する等多忙で悩みが絶えない日々でした。
現在は連絡を取ることも面会もなく養育費は振り込まれていているので穏やかに暮らしています。
知り合った場所やきっかけ
インスタグラムでサブアカウントを作成し、ハッシュタグにシングルマザーとつながりたいなど入力しました。
シングルマザーの方を積極的にフォローし、いいねやコメントをしているうちに、ダイレクトメールをくれる方もいてSNS上でかかわることが増えていきました。
投稿することで自分のことも知ってもらい、相手のことも知ることができたので自分以外にもシングルマザーの方がいるんだと安心することもできました。
共感できることも多く、ためになる情報を発信してくださっている方も多いので情報収集にもさせてもらっています。
元々は一人でも連れて行けるような遊びスポットを探すだけと思っていましたが、いろいろな方と繋がることができています。
友達・仲間内でしていること
お互いに小さい子がいるため、ダイレクトメールでのやり取りや、お互いのインスタグラムへのコメントをし合うことが多いです。
たくさん話をしたいときには、ラインなどを使ってオンライン会をすることもあります。
自宅でできるオンライン会では、子どもが寝た後に子どもの様子を見ながらゆっくり話をすることができる点が利点だと思っています。
子どもが起きていると話せない内容もあるので、寝た後にゆっくり話せることを重要視しており、同じ意見の方を仲良くなっています。
悩み相談や愚痴を言い合うことが多いです。オンライン会だと、お酒を飲みたい人はお酒、苦手な人はカフェラテなどを飲み、お金もかからないです。
今日はみんなでスイーツを食べようねなどと約束してコンビニスイーツを買って見せ合うこともあります。
友達と良好な関係維持するために気を付けていること
私が友達関係を続ける上で気を付けているのは無理をしないことです。オンライン会が主だと、寝させたい時間に子どもが寝なかったり、相手が間に合わなかったりすこともあります。
でも、それはお互い様ということにしています。相手も同じシングルマザーですし気持ちは分かってもらえますからね。
また、相手の話をきちんと聞くことを心がけ、あくまでも聞くだけ、求められなければ意見を言うことはほとんどありません。
お互いに頑張ってるね、と認め合うことを大切にしています。会うときには偏るのではなく、中間地点で会うなど無理をせずに付き合える距離感を保つようにしています。
あくまで自分の友達であり、ママ友ではなく、ストレス発散に愚痴を言い合っているので子どもがいない環境で話すようにしています。
同じ環境ならでは理解し合えることも多く大変感謝しています。
アプリを通じて友達を作った30代後半の女性
私は30代のシングルマザーです。現在子どもは高校生で。2人暮らしです。早いうちに結婚と離婚を経験し、以後子供と二人三脚でやってまいりました。
15年程、事務員と夜のお仕事を併用していましたが、現在は転職活動中でアルバイトをしています。
様々なアルバイトやらせていただき、たくさん経験させてもらいました。副業でライティングの仕事も行っています。
知り合った場所やきっかけ
同じシングル同士で会話ができる友達が欲しかったので、ミクシーというアプリででシングルの方が集まるサークルに入りました。
そこでは男女年齢様々な方が登録していました。季節的なイベントを開催していたので、私も行ってみることにしました。
みなさん子供を連れての参加ですが、もう子供が大きくなっている方はお一人でも参加されていました。
私が始めて参加したのはお花見でした。同じシングルマザーの方、シングルファザーの方がたくさん来ていました。
子供は慣れるのが早く、すぐに友達ができて楽しんでいました。親たちも持ち寄った食事を食べたり、そこでみんなで豚汁などを作りながら談笑しました。
場所は様々なところで開催していましたが、ほとんど関東圏内でした。数年にわたって何度か参加させてもらい、仲のいい友達ができました。
友達・仲間内でしていること
基本的に子供を連れて遊びに行くので、ファミレスやカラオケ、ラウンドワンなどの施設によく行っていました。
春はお花見、夏はプール、秋冬は室内ででできる遊びなど、子供たちが楽しめる場所へ行きました。
お互いの家の行き来などはあまりしませんでしたが、私はいつも車だったので迎えに行って最後は家まで送り届けていました。
子供同士の年齢が近かったりするとずっと仲良く遊んでくれるので助かりました。友達とも歳が近かったので、気兼ねなく話すことができました。
学校の話や、生活の話、恋バナなど様々な話を共有しました。週末は家族連れが多く、子供と二人で出かけるのも寂しい感じがしていたので友達ができてとても充実しました。
なにより子供が楽しそうにしている姿を見るのが嬉しかったです。
友達と良好な関係維持するために気を付けていること
シングルマザーは子育ても家事も仕事も一人でやらなくてはいけないので、時間が限られてしまうこともあります。
お互いの時間を尊重しつつ、たまに会うくらいがちょうど良かったです。合えない日が続いたら電話で長電話をしたりもしました。
お互い誘ったり誘われたり交互にあったので、相手のしたいことがあれば一緒に楽しもうと思っていました。
自分の趣味でなくてもやってみたりすると意外と楽しかったりしました。
基本的に子供中心なので、お互いの子供がやりたいことを話し合って遊びに行くところを決めていました。
親しき中にも礼儀ありということで、あまりなれ合い過ぎずちょうどいい距離感で付き合っていけるといいなと思って行動していました。
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