シングルマザーとして働くには色々と制約があるのではないでしょうか?
「子どもの体調不良に合わせて仕事を休んだり早退しなければならない」「まだ小さい子どもとの時間も大切にしたいけど、そうなると正社員は難しい」
子どものことを考えると、どんな働き方が一番いいのか悩みますよね?
最近ではライフスタイルに合わせた多様な働き方が広まっています。毎日会社に行かなくてもいい時間に縛られない働き方もあるのです。
そこでこの記事では在宅での働き方についてご紹介したいと思います。
在宅の仕事には2つの働き方がある!
在宅での仕事には大きく分けて2つの働き方があります。一つは企業に属する働き方で、もう一つはフリーランスという働き方です。
企業に就職して在宅ワークをする
こちらは求人情報から企業を探して雇用契約を結び、在宅で仕事をするスタイルです。
正社員もありますが、パートやアルバイトが多く、時給制で、9~18時など就業時間が決まっていることが多いです。
最初は会社に出向いて面接や研修を受ける場合が多いです。
フリーランスとして働く
フリーランスで働くには、クラウドソーシングサイトを利用する方法と、自分でSNSやブログなどから実績を発信して仕事を得る方法があります。
クラウドソーシング業界の発展により、様々な仕事がウェブ上でやり取りされるようになりました。
完全在宅で人と会うこともなく、自分の希望する仕事を探して契約することで、成果報酬を得ることができます。
フリーランスの場合、会社との雇用契約ではなく、クライアントと業務委託契約を結ぶことになります。
会社に出向くことがないので、地方などどこに住んでいても仕事を受けることができます。
シングルマザーにおすすめの在宅の仕事を紹介!
在宅の仕事と聞くとハードルが高く感じてしまいますが、実は意外と簡単に始めることができます。
今回は数ある在宅ワークの中でも比較的簡単に始めることのできるものを紹介させていただきます。
データ入力
表作成やリスト作成、書類作成などを行います。ワードやエクセル、パワーポイントなどのスキルが必要になります。
経験がなくてもできるものもありますが、時給制の場合はタイピングのテストやノルマがあるところが多いので、タイピングの速度と精密さは身につけておくと良いでしょう。
成果報酬制の場合は1文字あたり〇円というように単価が決まっています。報酬を得るためにはより多く数をこなす必要があり、やはりタイピングスキルが重要になってきます。
カスタマーサポート
お客様の問い合わせに対応する仕事です。サービスや商品の説明やクレーム対応などがあり、コミュニケーションスキルが求められます。
電話だけでなく、チャットやメールで対応する仕事もあります。最初に研修があるところが多いですし、初心者の方でも安心して始めることができます。
数あるサービスの中でもコールシェアは完全在宅で自由な時間で働くことができると人気のあるサービスです。
本業として頑張っている方もいれば、副業として行っている人もいます。スキマ時間で毎月5万円以上稼いでいるなんて方もいますので、興味がある方はまずは登録してみましょう。
webデザイナー
webデザイナーはデザインソフトを使ってウェブ上のデザインをする仕事です。
クライアントの要望を聞いてクライアントがつくりたいものをヒアリングして、デザインの方向性を決めていきます。
そのため、デザインの土台となる知識やデザインソフトを使うスキルだけでなく、コミュニケーションスキルが求められます。
動画編集
主にYouTubeやTikTokなどの画像を編集します。テロップや効果音、BGM、画像を入れたり、不要なシーンをカットして場面をつなげたりして動画を仕上げます。
書き出しをしてサムネイルを作成するまでが一連の工程となることが多いです。
動画編集でもクライアントとのヒアリングが重要となってくるので、コミュニケーションスキルが求められます。
また、動画編集ソフトを使うスキル、デザインの基礎知識とデザインツールを使うスキル、国語力なども必要となります。
webライター
webライターはウェブ上に掲載される記事を書く仕事です。ニュースサイトやブログ記事代行などがあります。
クライアントから依頼されたキーワードについてリサーチをして執筆します。
作家のような文章や言葉のセンス・才能などは問われませんが、読者にとってわかりやすい文章を書く工夫が必要です。
シングルマザーにとって在宅のメリット・デメリットは?
在宅の仕事の良い面ばかりフォーカスされていますが、もちろん在宅の仕事のデメリットもあります。
メリット
最大のメリットはやはり働く時間や場所を選ばないところです。
パソコンを持ち歩けば自宅以外の場所でもできますし、子どもの保育園や学校の休みや行事に合わせて休みを取ることができます。
シングルマザーは1人で色々とこなさなくてはいけないため、生活のペースを仕事に合わせなくてもいいというのは、それだけでもだいぶ負担が減るのではないでしょうか?
丸一日休まなくても子どもの行事に参加してから仕事をすることもできますし、スキマ時間を使って、子どもの昼寝中や早く寝てくれた夜に仕事に集中することもできます。
通勤時間がないので、その時間を仕事や家事に充てられることもメリットになります。
仕事も自分で選べるので、スキルが身につけば高い報酬を得ることも望めますし、仕事量もその時々で調整可能です。
デメリット
デメリットは収入が安定しない、毎月の収入の保証がないところです。特に始めたばかりだと、高単価の仕事を契約できない場合もあるでしょう。
スキルと実績の両方ができて、やっと自分の望む仕事や量をこなしていけるようになります。
スキルを身につけるために有料の講習を受けるのであれば、そのお金と時間も必要になってきます。
子どもと生活していかなくてはいけないシングルマザーにとって、最初からしっかりと収入を得られないのは最大のデメリットとなってしまうかもしれません。
離婚前であれば早いうちに始めておく必要があるでしょう。アルバイトやパートと掛け持ちで、短時間から始めておくのも手です。
また、クラウドソーシングサイトを利用する際は、以下の点に注意するようにしましょう。
- 業務内容
- 報酬料金と手数料
- 成果物の著作権
- 報酬の支払い期限
- 契約の有効期限
契約後に「しまった~」なんてことがないようにしっかりとチェックしておきましょう。
まとめ
シングルマザーが在宅で仕事をする際のおすすめの仕事やメリット・デメリットを紹介させていただきました。
在宅・パソコンでの仕事をしたことがない人にとっては、働くイメージが湧かなかったり、雇用契約されない不安を感じることもあると思います。
そんなシングルマザーも、まずは勉強しながら副業のつもりで始めてみてはいかがでしょうか?
やってみてから自分に合っているか判断するのもいいでしょう。
スキルが身につくと、高収入が望めますし、子どもが大きくなってから転職を考えたときにもきっと役立ちます。
スキルが身につく=自分で稼ぐ力が身につくということ。まずは一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
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