シングルマザーが入院することになったら子どもの預け先はどうする?

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「シングルマザーが入院することになったら、子どもはどうしたらいいの?」

あらかじめ予定していた入院だとしても、子どもの預け先を考えるのは大変ですよね。急に決まった入院ならなおさらです。

一緒に暮らしていない人に預かってもらうとなると、子どものことも心配になってきます。

シングルマザーが入院することになったときに子どもの預け先と準備について、考えてみましょう。

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目次

シングルマザーが入院した時の預け先を紹介!

病気がケガは思いがけず急にやってくるものです。今は健康で問題ないとしても、万が一のために子どもの預け先を考えておきましょう。

子どもの預け先として考えられるのは以下の二つだと思います。

  • 知り合いに預ける
  • 行政サービスを利用する

知り合いに預ける

まずは安心して預けられる人を探してみましょう。

入院期間にもよりますが、困ったときはやはり子どもが小さい頃から関わりがあった人の方が安心できるのではないでしょうか?

ママ友にお願いするという選択肢もありますが、ママ友にも子どもがいて大変なはずです。

いくら仲がよかったとしても、1泊以上は難しいのではないでしょうか?

自分の両親や兄弟

まずは親や兄弟から探してみましょう。自分の両親やきょうだいに預けられれば安心ですよね。

お願いしたいことも伝えやすいですし、色々と融通をきかせてもらえます。

自分が心を許せる人に預けられれば入院中の心配も減りますので、両親の年齢や家からの距離にもよりますが、まずは相談してみるのが安心です。

元夫

離婚した元の夫との交流がある場合、元夫にお願いしてみるのもいいでしょう。

自分の子どもでもありますし、もともと一緒に暮らしていたのですから、子どものこともわかっているはず。

子どももお父さんと一緒なら安心できると思います。

義両親

もともと同居していたり、離婚前に頻繁に子どもと会っていた義両親なら、頼んでみるのもいいでしょう。

離婚してしまったとはいえ、可愛い孫が困っているとなると助けてくれる可能性もあります。元夫に相談しつつ、お願いしてみるのもいいでしょう。

行政サービスを利用する

親族には頼れないとき、行政のサービスを利用しましょう。

子育て短期支援事業(ショートステイ)や夜間養護等(トワイライトステイ)事業、ファミリーサポートセンター事業などがあります。

子育て短期支援事業(ショートステイ)

保護者が病気などにより家庭での子どもの養育が困難となった場合には以下の施設で養育・保護を行ってくれます。

  • 児童養護施設
  • 母子生活支援施設
  • 乳児院
  • 保育所

期間は1回につき7日以内とされています。

夜間養護等(トワイライトステイ)事業

保護者が仕事などの理由により、平日の夜間、または休日に不在となり子どもの養育が緊急に困難となった場合に、適切な保護を行うことができる施設において養育・保護を行ってくれます。

利用期間は年度を通じて30日以内とされています。どちらも料金は子どもの年齢や保護者の課税状況によって異なります。

東京都世田谷区の場合ですと、1人あたりの料金が以下のようになっています。

事業名利用料
ショートステイ1日3,000円(1泊2日6,000円)
トワイライトステイ1回1,600円

また世田谷区では住民税非課税世帯と生活保護受給世帯は無料となっています。

料金は自治体によって異なり、送迎サービスがあるところやキャンセル料がかかることろもあります。

料金がかかっても民間のベビーシッターサービスや24時間体制の無認可保育園に比べると低料金になっています。

詳しくはお住まいの自治体の窓口にお問い合わせください。

ファミリーサポートセンター事業

子どもの預かりなど援助を受けたい人(依頼会員)と援助を行いたい人(提供会員)が会員となって地域で相互援助活動を行う事業です。こちらも有償になります。

保育施設までの送迎や保護者の病気や急用時の預かりなどをお願いでき、早朝や夜間の預かりを頼める場合があります。

事前に会員登録が必要で、アドバイザーが依頼会員と提供会員の引き合わせをしてくれます。

入院時にも預け先までの送迎や夜間の預かりをお願いできる場合もあるので、早めに登録をして、利用内容を確認しておくといいでしょう。

入院まで時間があるなら日中の短時間の預かりをお願いして、子どもが提供会員と慣れておくと安心ですよね。

シングルマザーが使える入院費の助成金について紹介!

短期の入院だと言ってもある程度まとまったお金は必要になります。ですので、助成金など利用できるのであれば積極的に活用しましょう。

ひとり親家庭の医療費助成制度

こちらの制度を利用すると入院時の自己負担額が助成され無料となります。ただ、入院時の差額ベッド代や入院時の食費負担などは助成されません。

各自治体のHPを確認して自身が対象になるかどうか確認するようにしましょう。自治体によって多少異なる場合がありますが基本的には同じような内容です。

今回は愛知県名古屋市の例を紹介させていただきます。

助成対象

以下の条件に該当する方は対象になります。

  • 生活保護を受けていない方
  • 児童福祉施設等に入所していない方
  • 前年の所得が基準額以下である方(下の表を参照)
  • 障害者医療費助成制度の適用を受けることができない者であること
※所得制限基準額
子どもの数基準額
1人2,300,000円
2人2,680,000円
3人3,060,000円

所得制限基準額には元夫からもらっている養育費の80%が含まれますので注意しましょう。

シングルマザーが入院する時の子どもの不安解消オススメのグッズを紹介!

預け先が見つかっても、預かってもらっている間の子どものことは心配ですよね。

子どもも急にお母さんと離れて暮らすことになれば不安を感じると思います。

できるだけ普段通りの生活に近づけるよう、預け先に気をつけてもらいたいことを伝えておきましょう。

次に、子どもの不安感を抑えたり、解消できるグッズを紹介させていただきます。

普段使用している寝具

入院時にはカッコいい服や可愛い服を子どもに持たせてあげて気持ちを明るくさせてあげるようにしましょう。

また、慣れない預かり先でも寝られるように可能であれば普段使っている枕やブランケットを持たせてあげると良いでしょう。

寝具の持ち込みができないのであればバスタオルでも良いです。自宅の匂いやお母さんを感じられるものがあると子どもは安心できます。

子どもの意見も聞きながら、預ける前に一緒に準備できるといいでしょう。

子ども携帯

子どもはお母さんの声が聞けると安心するものです。寂しくなった時にお母さんの声を聞くと元気になったりします。

自分も子どもと話したい時に繋がることができるので子ども携帯はオススメです。

最近ではスマホを短期間レンタルすることができ、1週間3,000円程度で通話し放題でレンタルできます。

まとめ

シングルマザーが入院することになったときの子どもの預け先についてまとめました。

持病のある無しに関わらず、誰でもいつ入院になるかわかりません。

いざというときに慌てないためにも、前もって子どもの預け先や、預ける際の準備について考えておけると安心ですね。

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