シングルマザーになり、子育て・家事・仕事と毎日、時間に追われて慌ただしくすぎていっているのではないでしょうか。
慌ただしい日々の中でも、子育てをしていても、過去のことを思い出したり、周囲と比べてしまい寂しいという感情が出てくる時があるはずです。
毎日、寂しい感情がでてくるわけではないですが、ふと寂しい感情が出てきた時は、しばらくその寂しい感情に支配されてしまいます。
寂しい気持ちに支配されたまま他人をうらやむだけでは寂しさのみで、他人をうらやむ気持ちしか残らず、前に進むことができません。
前に進むためには寂しい気持ちはどこからきているのかを考えたうえで、寂しさを認め、自分に自信をつけていくことが大切です。
シングルマザーが寂しいと思うのはこんな時
シングルマザーになり寂しいと思うのはどのような時でしょうか?
他人と比べてしまう時に寂しいと思うのではないでしょうか。
たとえば、あの子はうらやましいなぁ、私もあの子の旦那のような人と結婚していたらなぁ、夫婦はこのような形なのかなぁと感じた時。
下記にあるよくある3パターンのシチュエーションを見てみましょう。
- 仲の良い友達の嬉しい報告の時
- 子供の学校で親子参加の行事の時
- 職場で家族の話題になった時
仲の良い友達に嬉しい報告をされた時
仲の良い友達が結婚、出産、2人目妊娠と嬉しい報告を受けた際に祝福の言葉と同時にうらやましいなぁという感情とともに胸の奥で寂しさがわいてきます。
寂しさの気持ちのなかにも様々な感情があります。
友達も悩みなどあるとは思うけれど、報告を受けると順調でうらやましいなという気持ち。
どうして私は結婚生活がうまくいかなかったのか、友達にはできて私にはできないのはどうしてだろうと落ち込む気持ち。
もし、結婚生活が上手くいってたら、私も今頃は妊娠・出産し、家族で仲良く生活していたのかなとないものねだりの気持ち。
友達を祝福する気持ちと友達をうらやむ気持ちが重なり、寂しさとなって表れます。
子供の学校で親子参加の行事の時
保育園や幼稚園、小学校など、親子参加の行事は夫婦揃ってこられる家庭が多いです。
子供も行事の前になると「〇〇ちゃんのところはお父さんが来てくれるって言ってる。私のところはどうしてお父さんがいないの?」と聞いてきます。
寂しい思いをさせて悪いなと辛くなり、過去を思い出して寂しくなります。
実際に行事に行った際にも、子供のお友達から、「〇〇ちゃんのところはお父さん見にこないの?どうして?」と質問されることもあります。
子供にはお父さんがいない理由をゆっくり話して少しは理解してもらえますが、子供の友達となると素直にどうして来てないの?と聞かれているだけなので、返事に困ることもあります。
子供のお友達の質問に「〇〇のところはお父さんがいないからお母さんだけが見に来ている」と伝えますが、夫婦揃ってきているところが大半です。
夫婦揃って行事に参加されているところをみて、うらやましい気持ちと同時に寂しくなります。
職場で家族の話題になった時
職場で昼休みなどに、家族の話題になることがあります。
周囲にシングルマザーであることを伝えていたら話題にあがることも少ないかもしれません。
職場に慣れきっていない場合は、全員に伝えていないので、話題に上がった場合は、周りの雰囲気に合わせます。
話している中でシングルマザーであることを伝えれば、根掘り葉掘り聞かれることもあります。
どうして離婚したの?子供が可哀想。と冷たい言葉を言われることもあります。
誰も自分の気持ちを分かってくれないと嫌な気持ちになったり、過去を思い出し辛く寂しくなることもあります。
同僚や他の家庭と比べてしまう時に寂しい気持ちになります。
シングルマザーの寂しさは何かに夢中になることで払拭される!
寂しさだけで他人をうらやましく思い過ごしていたら、1度きりの人生もったいないです。
それぞれ理由がありシングルマザーになったので、シングルマザーであることに誇りをもち寂しさと共存して前に進むことが大切です。
決して寂しいという気持ちをないがしろにするのではなく、寂しいという気持ちも大事にしながらも前に進んでいただきたいです。
何でもいいので夢中になれること見つけよう
寂しさを抱えながらも前に進むためにおすすめなことがあります。
それは物事に一生懸命取り組み自信をつけることです。
取り組むことは子供の教育、仕事、料理、スポーツなど、なんでも大丈夫です。新しいことを始めることでもいいです。
何かに夢中になり取り組むことで、自分にも自信がつき、他人と比べることが減り、寂しいと思う回数が少なくなります。
子供の教育については、お金をかけることが全てではありません。家で一緒にラップの芯やトイレットペーパーの芯で工作、子供と一緒にスポーツや料理、お菓子作りなどをする。
スポーツや料理も子供と一緒に楽しめたり、レパートリーが増えたり、健康になったり自信につながります。シングルマザーだからこそ親子の時間がたくさんとれ、絆も深まります。
仕事に一生懸命取り組むことは周囲の評価もあがり、結果、お給料アップにもつながります。
仕事に役立つ資格をとることもおすすめ
たかが資格と思うかもしれませんが、資格を取ることで自信につながります。資格を取得した結果、それが仕事でも役立てば自分のキャリアアップにもつながり、様々なことにチャレンジできるようになります。
最近では様々な資格があります。自分がやりたい仕事に近い資格の勉強をしてみるのが一番いいと思いますよ。
新しいことを始めるにも、シングルマザーだから出来ないことは1つもありません。
何かにチャレンジすることによって、自分はこのようなこともできる。と人生において選択肢が増えていきます。
夜活で日ごろのストレスを発散しよう
シングルマザーが自由になれる数少ない時間が夜だと思います。子どもを寝かせてからの時間を有効活用しましょう。
最近ではYouTubeやAmazonプライムなどで手軽に音楽や動画を楽しむことができます。好きな音楽や動画を見ることで心が軽くなりますよ。
疲れて眠い時に夜活をする必要はありませんが、時間に余裕がある日なんかは自分のための時間を持ってみてもいいと思いますよ。
最後に
一生懸命何かをしていてもふとした時に寂しさが溢れてくることもあるかと思います。
友達や周囲と自分を比べてしまい、誰かに気持ちを理解してもらいたくて寂しさに負けそうになる時もあります。
誰かに寄り添ってもらい、寂しい気持ちを埋めてもらいたいと思うこともあるはずです。
寂しくて泣きたい時は、我慢せず涙を流してください。自分の寂しい気持ちを1番に理解できるのは自分のみです。
寂しい気持ちを認めた上で、私はこのようなことを一生懸命してる。と取組んでいることを思い出してください。
不思議と私には出来ることがたくさんある。と自信につながっていることがたくさん見つかります。
あなたの中から湧き出てきた自信が寂しさを認めて、他人と比べることなく、前に進める道を照らしてくれます。
コメント