シングルマザーになり、お金の悩み、子育ての悩みなど様々な葛藤がありますよね。お給料が毎月今より5万円多ければ気持ち的にも余裕が出来るのに。そんな風に考えている方も多いと思います。
毎月、家計簿をつけて節約もしているけれど思うようにお金がたまらずため息。お金が全てではないけれど、お金があれば気持ちにゆとりが持てます。
子供が成長するにつれて教育費にかかるお金も増えるので今のうちに貯金もしたいし、自分の老後資金も少しは考えないといけない。悩みが多くて頭を抱えてしまいますよね。
そんな時に時給が高い求人を見ると羨ましくなりますよね。そういった時給の高い求人は有資格者となっているのがほとんどです。手に職がある人は時給が高くて羨ましいですよね。
でも、実はシングルマザーでもスキマ時間を有効活用し資格取得は可能なんです。今はスマホ一つで簡単に資格取得のために勉強をスタートすることができます。
今回は少しでも生活が楽になるように、どうして手に職が必要なのか、どのような資格がシングルマザーにおすすめなのかをお伝えさせていただきます。
シングルマザーに手に職が必要な理由
手に職がある、すなわち資格があると給料アップ、年収アップにつながるからです。
資格も医師、弁護士などの国家資格と医療事務などの民間資格とありますが、絶対に国家資格を取得すべきです。
なぜなら、国家資格は信頼度が高く誰もが認める資格だからです。
信頼度が高いため、勉強の難易度もあがりますが、取得するだけの価値があります。年収で比べると、資格有無で差が広がるからです。
例えばあなたがドラックストアで時給1000円、1日5時間、月20日働いているとします。
1ヶ月のお給料は1000円×5時間×20日＝10万円です。
勤務場所や時間などは同一条件で国家資格である登録販売者の資格を取得した場合です。資格を持っている方の時給は1500円です。
1ヶ月のお給料は1500円×5時間×20日＝15万円
国家資格である登録販売者の資格を取得しているかどうかの1ヶ月の差は5万円です。
1年間で考えると5万円×12ヶ月＝60万円。10年間で考えると600万円の差になります。
同じ仕事をしていても資格の有無でお給料には雲泥の差ができます。国家資格は一生ものですので、履歴書にも書けますし働き先に困ることもありません。
シングルマザーにおすすめの国家資格ベスト３
国家資格の中でも資格を取りやすく、シングルマザーが働きやすいおすすめの資格は下記の3つです。
- 介護福祉士
- 登録販売者
- 行政書士
その理由は働きながら資格取得が可能であったり学校などに通うことなく、自学自習のみで受験をすることができるからです。
シングルマザーであっても家事・子育て・仕事をしながら取得ができます。
介護福祉士
介護福祉士とは社会福祉専門職の介護に関する国家資格です。受験するには実務経験が必要となります。
介護職では働いたことがない、介護職のイメージは大変そう、体力的に厳しそうだから無理と諦めないでください。
実はシングルマザーにとって、介護の現場は働きやすい環境が整っています。介護職は未経験で働ける所が多く、働き方も派遣、パート、正社員と豊富です。
また子育てをしながら仕事をしている方も多く理解をしてもらいやすいです。
最初はパートなどではなく派遣社員として、自分に合う施設を見つけながらスキルアップをすることも出来ます。
資格取得のためのサポート体制も充実している所が多くスキルアップしやすい環境です。
長期的に働きながら実務経験を積むことかでき、働きながら資格取得の勉強もできます。
子供が小さいうちは無理なく自分に合う働き方で働き経験を積み、資格取得に向けた勉強もできるので一石二鳥です。
パートやアルバイトで働く場合、働く施設によって異なりますが、無資格だと平均月給107,520円、介護福祉士の資格があると平均月給125,690円と約2万円アップします。
参考 令和2年度介護従事者処遇等調査結果
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/jyujisya/20/dl/r02kekka.pdf
登録販売者
登録販売者とはかぜ薬や鎮痛剤など一般用医薬品(第2類・第3類)を販売を行うための資格です。
年齢制限もなく実務経験不要で年1回実施の試験に合格すれば誰でも資格取得ができます。薬剤師のように学校に通う必要もありません。
働く場所としてはドラックストアや薬局ですので日本中に数多く店舗があります。
全国至るところにドラックストアや薬局はありますので、ライフスタイルの変化があっても働く場所には困りません。
薬剤師が不在でもかぜ薬や鎮痛剤などの一般用医薬品なら販売できるので、企業側も積極的に採用しています。
販売のみならず、薬に関する適切なアドバイスをお客様にする重要な役割もあります。
勤務地や場所により異なりますがパート・アルバイトの場合は平均300円から500円ほど時給が高いところが多いです。
無資格で時給1000円で求人を出している所は、登録販売者の資格があると時給1300円というように。
行政書士
行政書士とは協議離婚書や遺産分割協議書などの官公署に提出する書類を作成したり、本人に代わって申請をする仕事です。受験資格もなく誰でも受験が可能です。
企業に勤めるのではなく、自分のペースで仕事をして行きたい、将来は独立し開業したい方にはおすすめの資格です。
女性のクライアントからは離婚に関することなどは女性の行政書士に相談したいというニーズもあります。
フィナンシャルプランナーの資格と合わせて持つとより一層仕事の幅も広がります。
企業などに勤務する場合、開業している場合とで年収は異なりますが、自分次第で年収を増やせる仕事です。
行政書士の平均月収は30万円ほどです。年収にして400万円前後が相場です。請け負う仕事の内容や企業勤務か開業かによっても収入の差があります。
開業されている場合、年収1000万円、収入を得ている方もいます。
シングルマザーが資格取得をするために必要なことはコレ
介護職のように働きながら勉強ができる場合を除き、自分で資格取得のための勉強時間を確保する必要があります。
ただ、仕事、家事、子育てをしながらまとまった時間をとることは難しいです。
スキマ時間を有効活用する
まとまった時間はとれないからこそ、スキマ時間を上手く活用してみてください。
現在は通信教育だけで資格取得可能な時代です。スマホ1つで誰でも簡単に勉強を始めることができます。
例えば普段より5分早く起き、5分遅く寝ることを積み重ねることで1日10分、1週間で70分の時間を確保できます。
SNSやYouTubeを見ている時間を勉強へ回す
インスタやtiktokなどのSNSを見る時間をちょっと減らして勉強の時間とするのも効果的です。
毎日知らず知らずのうちにSNSに多くの時間を費やしています。その時間の一部を自分と子どもの将来のためだと思い勉強に費やすようにしましょう。
SNSやYouTube動画を見ても年収アップは期待できませんが、資格を取得できれば年収はアップします。
勉強後のご褒美としてSNSや動画を見るようにすると勉強がはかどりますのでオススメです。
毎日10分なら無理なく勉強を続けることができます。少しの努力を継続することが重要です。
最後に
無理をすることなく自分の生活スタイルにあった方法で資格取得はできます。子供を育てるため、少しでも金銭的な余裕を生み出すためにも手に職は必要です。
シングルマザーでも資格取得はできます。資格取得だけで終わってはいけません。取得した資格をあなたらしく活用することが大切です。
自分に本当にあった働き方がみつかることもあります。取得した資格をいかしながら働くことで経済的ゆとり、心のゆとりをもつことができます。
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