子どもにどんな習い事をさせたらいいのか悩んでいるという方も多いようです。ちなみに世間一般的に人気のある習い事は以下の5つです。
- 水泳
- 習字
- ピアノ
- 英会話
- 体操
ただ、気になるのは毎月の月謝。せっかく習い始めても続けられなければ意味がありません。
今回は実際にシングルマザーの方がどんな習い事をさせていたのか教えていただきました。
習わせて感じたメリットやデメリットも教えていただきました。習い事を考える際の参考になれば幸いです。
シングルマザーがオススメする習い事を紹介!
習い事はサッカーをさせていた50代シングルマザーの事例
現在50代でシングルマザーをしています。27才で結婚をして28才で男児を出産しました。離婚をし、シングルマザーになったのは、息子が小学三年生になる春です。
現在息子は22才。まもなく23才です。息子は高専を卒業し、2020年に会社に就職しました。
私は再婚を考えた時期もありましたが、結果未だパートナーを見つけられず、まだ一人身でいます。
シングルマザーになったのは価値観の違い
23才の時、三年付き合った人と結婚をしようと結納までしましたが、それまでの人生があまりに順調すぎて、それゆえに自分の人生がとてもつまらなく感じ、羽目を外したくなり、婚約解消をしました。
その後は実家を出て、一人暮らしをし、たくさんの人とお付き合いをし、仕事もいろいろと挑戦し、結構楽しめたと思うのですが、25才を過ぎたくらいからそろそろ結婚を考えるようになしました。
合コンを重ね、でもこれという人とは出会えず、息子の父親と会ったのは、結婚したいなって思ってた人に振られてしまい、ボロボロの心の状態で参加した合コンです。
その頃は結婚はもとより早く子供が欲しいという気持ちになっていました。
別れた旦那のその時の印象はチャラ男でしたが、今まで付き合ったことのないタイプの人でした。
嫌いではなかったので、すぐに交際をし、プロポーズもされ、付き合って半年で籍を入れ、子供も授かりました。
別れた旦那は別にタイプではなかったのですが、縁があれぱずっと一緒にいたいと思ってました。
しかし、浮気未遂的なメールを見てしまい、もともと嘘つきだったり、人間的に信用度が低かったので、価値観などの違いもあり、一年家庭内別居的な時間を過ごし、離婚をしました。
サッカーをさせようと思った理由は頼りがいのある男性に育って欲しかったから
離婚をする前は、エレクトーン・習字・そろばん・空手・スイミング・サッカーを習わせていました。
万能な頼りがいのある何でも出来る、そんな自分のタイプの男性に育ってほしくて。
運動神経が良く、器用な子だったので、どれもそつなくこなしていました。
離婚してからは、エレクトーン・習字・サッカーです。シングルマザーになって、自分もこれといった資格がなかったので、働いて稼ぐ金額もたかがしれてて、そこに注げるお金も当然減り、必然的に出来る事が限られました。
そろばんは、要領が分かって授業で困らない程度まで出来たのでまあいいかと。空手は型ばっかりだったので本人がつまらなく思い止めたがっていたので。
スイミングは、4泳法泳げたのでもういいかと。離婚をして続けてた習字は、本人がサボりがちになり、月謝がもったいないと思ったので離婚をして一年くらいで止めました。
エレクトーンも2年単位での教室だったので、切りが良い段階で止めました。サッカーだけは、小学生の間ずっと続けました。
サッカーは、本人が好きだったし、人間関係など環境に恵まれていましたし、私自身、団体スポーツや球技は苦手だったので、そこに強い子になってくれれば男の子として最強だと思い、続けることを応援しました。
サッカーをさせて良かったこと
サッカーを通じて人間性の幅を広げることができて良かったなと思っています。また、社会人になった今でもサッカーを楽しんでいることも習わせて良かったと思える点です。
友達にも恵まれ、先輩にも可愛がられているようで、そこで、彼女という大切と思える人との出会いもあったようです。
サッカーをさせて悪かったこと
サッカーを子どもにさせて悪かったことはやはりお金がかかったことです。他には洗濯物が多かったというのもあります。ただ、それ以外に悪かったことはなかったかなと。
習い事をさせると大変なこともあるかと思いますが、今思い返してみればそんな時期は一瞬でした。
苦しいと今感じている方がいるかもしれませんが、子どもが大きくなるのは一瞬です。その機会を少しでも手助けできるように頑張ってくださいね。
習い事は水泳をさせている30代シングルマザーの事例
私は30歳のシングルマザーです。子供は5歳の男子です。保育園に通っています。私は両親と一緒に同居しているので、両親が子どものことを色々と見てくれています。
そのことからも、私もしっかり働くことができています。勤務しているのは、病院で理学療法士として働いています。
そこでは、ほとんど残業がなく土日は休みとなっています。
シングルマザーになったきっかけは性格の不一致
シングルマザーになったきっかけとしては、性格の不一致です。結婚をする前は、そのことについて気になった事もありましたがなんとかなるだろうと思っていました。
ところが、一緒に生活をするようになると相手の細かさが辛くなり始めたのです。私は元々とても大雑把な性格なので、その点について私のないところを相手が持っていると思い、結婚をしました。
しかしやっぱりずっと生活をしていると、ストレスになり注意されることで気分が落ち込むことが多くなったのです。
相手もそんな私を見て、辛くなったり自分もどうしようもないので別れることを話すようになりました。
子供のためにも、我慢しようと思いましたがやっぱり別れたい気持ちが強くなり別れることにしました。
一つでも得意なことが出来ればいいと思い水泳をさせた
なぜその習い事をさせようと思ったのかは、子供が泳ぐ事が好きだからです。以前に友人の子供と一緒にピアノ教室もいたことがありました。
その友人の子供さんはピアノがとても上手であり、そのことでもいいなと思う事もあったのです。
私の子供もピアノを習うことにより、一つでも得意とすることが出来るといいと思って通わせることにしました。しかし長続きしませんでした。
その点、水泳に関してはとても好きな事もありどんどん泳ぐことが出来るようになっています。
小学生になる前に、自分の自慢できることを付けさせてあげたいと思ったので、好きな水泳が一番いいのかなと思うようになったのです。今も、喜んで行っているので親としても嬉しいです。
水泳をさせて良かったこと
習い事をさせて良かったこととしては、なんといっても子供が楽しんで行うことができていることです。
水泳に関しては、5歳の中でもできるようになりとても生き生きしています。その点について、一つでも得意とすることを見つけて実施出来るのはとてもいいことだと思っています。
水泳をさせて悪かったこと
悪かったこととしては、色々と水泳を続けるにあたり出費がかかることです。その教室ではほかの教室よりも、旅行に行ったり大会に出場したりして、その都度出費を必要とします。
それについては仕方がないと思うものの、出費が重なるときには困ることもあります。
両親に出してもらうこともあり、そのことについて申し訳ない気持ちでいっぱいになる事もあります。
習い事は公文式をさせている30代シングルマザーの事例
子どもが0歳のときに離婚してシングルマザーをしています。現在子どもと2人暮らしをしています。
実家が県内ですが遠く2人で頑張って生活をしています。小学校4年生の男の子を育てるシングルマザーです。
子どもは色々な才能を持っているのでその色々な才能を伸ばしたいと思っています。
シングルマザーになったきっかけは元夫のモラハラ
結婚をしましたが元夫のモラハラに遭いました。話し合いは出来ず一方的に元夫の要求を私が聞く形の結婚生活でした。
元夫はパチンコやスロットが好きで仕事が休みの週末には毎回朝からパチンコ屋に行って何時間も帰って来ず、夕方や夜に帰宅することも多々ありました。
2人でどこかに出かけることなどほとんどありませんでした。
私が体調が悪いときも朝からパチンコに行き「体調が悪いので帰ってきてほしい」と連絡するも帰ってくることはありませんでした。
帰ってきたとしてもパチンコを途中でやめなければならなくなったことに対して不機嫌になっていました。
それは私が妊娠しても変わることなく妊娠して体調が悪いことが増えたので実家に帰ることにしました。
私が実家に帰っても私のことやお腹の中の子どものことを気にかける様子はなかったです。離婚は妊娠時に考えていましたが出産して落ち着いて離婚しました。
子どもにさせている習い事は公文式
本人の口から「もっと難しい算数の問題をしてみたい」という言葉があったので公文を含め色々な塾を検討しましたが自分のペースで学習が進められる公文を選択しました。
今の公文はオンラインで受けられることもありそこも魅力的で公文を習うことにしました。私も子どもの算数の力が子どもの学年以上のものをしたほうがいいと思っていました。
先取りの学習をどの習い事からするかを検討する際には同じようにネットの口コミを参考にしました。またどこの公文に通わせるかも重要だと聞いたのでこちらも口コミを参考にして決めました。
公文式をさせて良かったこと
習い事をさせてよかったことは本人が意欲を持って取り組んでいるところです。また問題を解いているときは楽しそうでもっと先の問題をしたいと思っているところです。
自分の学年より先の問題を解けたときは嬉しそうにしていてそれが子どもの自信につながっていると思います。
公文式をさせて悪かったこと
悪かったことは生活が大変になったこととやはり習い事をするので出費が増えたことです。
生活が大変になったことに関してですが子どもが通っている公文は特性を持った子を伸ばすことが出来る公文です。
その公文が私の家からは遠くバスと電車を乗り継いで1時間ほどかかるところにあります。
その公文には週1の土曜に行けばいいのですがまだ子どもが一人で通うことが出来ないので付き添いが大変です。
出費は子どもへの投資だと思いつつも少し他の部分で節約をするようになりました。
習い事はマンドリンをさせている30代シングルマザーの事例
東海地方に住んでいる30代シングルマザーです。教育関係の仕事をしています。子どもは小学生の娘と息子がいて、3歳違いです。
シングルマザーですが決して生活が苦しいというわけではなく、シングルマザーに適用されるはずの様々な控除や補助も収入の上限に引っかからず対象外となっています。
仕事は残業で夜遅くなることが常で、子どもは小学校3年生まで学童保育にお世話になっています。
シングルマザーになったきっかけは元夫が家事育児を全く行わなかったから
シングルになったのは元夫が家事育児を全く行わなかったからです。子どもが生まれてから当事者意識が低く、お客さんのような振る舞いに毎日イライラしていました。
元夫は当たり前のようにご飯を食べて、くつろぎ自分の入りたいときにお風呂に入り寝床に就くという大学生のときと同じ感覚で生活していたのです。
お風呂掃除や食器洗いをしようともせず、休日は言わないと子どもを遊びに連れて行ってくれませんでした。
「子どもの世話していると自分の好きなことができないんだよ。」とぬかしていました。父になったら子どもに時間がとられるのは当たり前です。
元夫にはその覚悟がなかったことに産まれてから気づき、これ以上一緒にいても家の家事を増やして部屋を散らかすだけだと思いお別れしました。
子どもがマンドリンに興味をもったから習わせてみた
子どもがやりたいやりたいと言ってきたからです。Youtubeかテレビか何かで取り上げられていたんだと思います。
音楽はもともと私も好きで家にピアノや電子オルガンもあるので、子どもも音楽に興味をもって欲しいとは思っていました。
ただ、子どもからやりたいと言わない限り無理に習い事をさせようという教育方針ではないので、子どもの希望で始めました。
たまたま私の住んでいる地域はマンドリンの先生がたくさんいる地域で、近くの高校では盛んに演奏されています。
私も高校や大学のときにマンドリンを少しかじったことがあり、子どもの習い事の助言もしやすいと思ってマンドリン教室を探しました。
車で送っていかなければいけない距離にしか教室はありませんでしたが、土日のレッスン時間に偶然空きが出たとのことでしたので、見学に行きました。
マンドリンをさせて良かったこと
習い事をさせてよかったことは、共通の趣味の話ができるようになったことです。
子どもが私の得意分野である音楽の専門的な知識をつけるようになり、話が弾むようになりました。
他にも、子ども自身に特技ができたことが良かったことだと思います。自己紹介で「ピアノが得意です。」という子はたくさんいますが、「マンドリンを弾けます。」というのは珍しいと思います。
相手の印象に残りますし、「それって何?どんな楽器?」というようにそこからお友達との会話もできるようになったと言っていました。
特にうちの子は自分から人と関わりを持つのが苦手で、小さい頃はとても苦労したので少しでも得意があればなと思い続けさせたのもあります。
習い事で悪かったことは特に思い当たりません。年配の先生と接することで礼儀も身に付きましたし、いいことしかないです。
習い事は運動教室に行かせている30代シングルマザーの事例
私は現在8歳の娘を1人育てています。娘が1歳半の時に離婚しました。当時無職でしたが看護師の資格のおかげで幸い仕事には困らずに済んでいます。
元旦那とは一切会う事もなく教育費ももらっていませんが、実家や友人の助けもあり楽しく暮らしています。
最初はシングルマザーに対しマイナスな考えしか持てませんでしたが、今はそうではなくプラスの面がたくさんあると感じています。
シングルマザーになったのは義実家との不和
シングルマザーになったきっかけは義実家とうまく付き合えなかったことです。元旦那は親のいいなりで私が困っていても味方になってくれませんでした。
結婚する時は「必ず味方になるから」と言っていたのにとても残念で寂しい気持ちになりました。
また子育てに対し全て私に任せっぱなしで頼りがいがなく辛かったです。「〇〇(私の名前)の方が僕よりしっかりしている。全部任せるよ」と言うばかりで弱い自分を見せる事が出来ませんでした。
義実家の両親からは「息子を大切にしていない。わがまま」と次第に無視されるようになり、精神的にも身体的にも辛くなって離婚しました。
離婚する際は元夫は親権を取ろうしなかったのでそこは苦労しなくて良かったです。
運動教室に入れたのは身体的・精神的メリットが多いと感じたから
運動教室をさせている理由は体を上手に使えるようになってほしいと思ったからです。私は幼少期に運動が大嫌いでしたが、それはやり方を知らないだけだったと気がつきました。
運動には身体的にも精神的にもメリットがたくさんあるので娘にも子供の頃から体を動かす事が好きになり、丈夫な体になってほしいと思っています。
また「できない事があってもいい。練習を重ねる事でできるようになる」という自信に繋がればいいな、と思っています。
運動教室は幅広い年代、違う学校の子もいるので友達作りのきっかけにもなります。講師も男の先生なので私と違い力があります。
父親はいなくても男の大人の人と遊ぶ、力を知る、という経験もして思い出になってほしいです。
運動教室に行かせて良かったこと
良かった事は友達ができた事です。同じ学校の子だけでは息が詰まってしまうらしく他の学校の友達ができる事で娘の笑顔が増えました。
また自分から「あれがやりたい、これがやりたい」といった積極性が以前より出てきています。
今は全て行う事はできませんが可能な限り娘のやりたい事は叶えたいですし、私もそのために頑張ろうと思えています。
また風邪も引きにくくなりました。親子でより健康な生活を意識していけるようになってきたのでそこは良かったです。
運動教室に行かせて悪かったこと
悪かった事はまだマスクを着用して運動する事です。さすがに熱中症が心配なのですが教室の決まりで外す事が出来ません。
娘が「楽しいけどマスクが嫌」と言うのでそれが理由で習い事を辞めなければいいな、と思っています。
習い事は英会話教室に行かせている20代シングルマザーの事例
私は20歳の2児の母親です。2年前からシングルマザーとして子育てと仕事を両立して生きています。
今は実家の両親と同居しながら生活をしていますが、ある程度生活が落ち着いてきて子供たちももう少し手がかからなくなったら引越しを考えています。
また、いい御相手が居たらまた恋愛もしたいなと考えています。
シングルマザーになったきっかけは夫の不倫
私がシングルマザーになったきっかけは夫の不倫でした。夫と私は医師と看護師という職業であり、同じ病院に務めていました。
勤め先で恋愛関係になり結婚をして2児の子供を授かりました。2人目の子供を授かった後から、夫の様子が少しづつ変わってきて、臨月付近で不倫をしている事がわかり出産後離婚しました。
妻が妊娠している間の浮気や不倫は許されることではないし、私が辛い時期も自分だけいい思いをしていたのかなと思うと今でも腹が立つし顔を見たくないなと思っている程です。親権を勝ち取りその後は会わせていません。
子どもにさせている習い事は4つ
離婚する前から習っていた習い事を4つ今はそのまま引き継いで習っています。私が習い事させようと思ったのは、将来何か一芸を持って生きて言って欲しいなと思ったからです。
なにか得意なことがあってそれが自分自身が生きていく中での自信に繋がるかもしれないなと思い習い事をさせました。
親がはじめこそ、勝手に入会した形にはなりますが子供も嫌がることなく通っているので良かったと思っています。
また、2人とも男の子ということもあり、できれば英語やスポーツが出来る子に育ってくれると将来が広がるかなと言う淡い期待も込めて習い事をスタートさせました。
なので、何か一つでも身についてくれるといいなと思っています。
元夫も同じ考えで習い事を始めさせたので、悔しいけれど私も同じ考えなので辞めさせず続けています。
習い事をさせて良かったこと
習い事をさせてよかったと思ったことは、英語を5歳にして聞き取りや話ができるようになっている事です。
初めは、半信半疑でしたがネイティブの先生と英語で会話していた時は驚きました。
また、海外旅行へ連れていった歳も簡単ではありますが英語でやり取りをしている姿を見て凄いなと感心しました。
スイミングに関しても積極的に泳げるようになっていてプールや海も少し安心して見守ることができるようになりました。
習い事をさせて悪かったこと
残念な点、悪かった点としてはやはり月謝が高いことです。子供の為にと思って惜しまず出しますが、シングルマザーということもありなかなか厳しいのも現実です。
子供の才能開花と天秤にかけて必要な習い事とそう出ないものを選定する時が来るかと思うと少し悔しいです。
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