シングルマザーとしての生活、大変ですよね。毎日が戦いで、時間との勝負です。
その中でも通勤時間って、結構な時間を取られますよね?
でも、その通勤時間をうまく短縮したり、有効に使ったりすることで、生活がぐっと楽になるんです。
特に雪国に住んでいる方は分かると思いますが、冬場の通勤はめちゃくちゃ大変です。
普段15分で行ける道も冬になると1時間かかったりすることは普通にあります。
ですので、雪国に住んでいる人にとって職場が自宅から近いことは仕事を選ぶうえでとても重要です。
特にシングルマザーの場合は家事と育児を一人でしないといけないので通勤時間は少しでも短くしたいんです。
今回は北海道に住んでいる女性の転職事例を踏まえつつ通勤時間をどう有効に使うか紹介させていただきます。
シングルマザーは通勤時間を短縮させることで生活の質を向上させられる
シングルマザーとしての時間管理の重要性
シングルマザーとして、毎日が時間との戦いですよね。仕事も家事も育児も、全て自分一人でこなさなければなりません。
そんな中で、通勤時間を上手に短縮できれば、生活がぐっと楽になります。
家事や育児の時間が増える
通勤時間が短くなると、家事や育児の時間が増えます。それはつまり、子どもと過ごす時間が増えるということです。
子どもの成長を間近で見守る時間が増え、子どもとの絆も深まります。子どもとの時間が増えることは、何にも代えがたい価値があります。
自己のリラクゼーションや趣味の時間が増える
そして、通勤時間が短くなると、自分自身のリラクゼーションや趣味の時間も増えます。
これは、心身の健康を維持するのに大変役立ちます。
自分だけの時間を持つことで、ストレスを解消し、リフレッシュすることができます。これにより、日々の生活がより楽しく、より充実したものになります。
仕事のパフォーマンスも向上
通勤時間が短いと、仕事のパフォーマンスも向上します。通勤に時間がかからないと、仕事に集中する時間が増え、生産性が上がります。
また、通勤のストレスが減ると、仕事に対する意欲やモチベーションも高まります。
シングルマザーが通勤時間を有効に使うためのアイデア
通勤時間は一見するとただの移動時間のように思えますが、実は自己成長のための貴重な時間にもなり得ます。
以下に、通勤時間を有効に使うための具体的なアイデアや提案をいくつか紹介します。
オーディオブックを聴く
まず、通勤時間中にオーディオブックを聴くことをおすすめします。これは、目を使わずに情報を得ることができるため、移動中でも集中して聴くことができます。
自己啓発書や小説、語学学習など、自分が興味のあるジャンルのオーディオブックを選ぶと良いでしょう。
ポッドキャストを聴く
次に、ポッドキャストも通勤時間の有効活用におすすめです。
ニュースやエンターテイメント、専門知識を深めるための番組など、様々なジャンルのポッドキャストがあります。
自分の興味に合わせて選ぶことで、通勤時間を楽しく学びの時間に変えることができます。
メディテーションの時間にする
メディテーションというのは心と体をリラックスさせ、精神的な平和とクリアな思考を促進するための練習のことです。
やり方はたくさんありますが、共通の目的は、現在の瞬間に集中し日常生活のストレスや雑念から解放されることです。
スマートフォンのアプリを使えば、瞑想のガイドを聴きながら、深い呼吸をしたり、心の中を静めたりすることができます。
これにより、一日の始まりを穏やかに迎えることができます。
計画立ての時間にする
さらに、通勤時間を計画立ての時間にするのも効果的です。次の日のスケジュールを考えたり、目標設定をしたりすることで、一日の生産性を上げることができます。
これらのアイデアを通じて、通勤時間をただの移動時間から、自己成長の時間、リラクゼーションの時間、計画立ての時間へと変えることができます。
これにより、通勤時間が無駄な時間から生活の質を向上させる貴重な時間に変わります。
通勤時間を短縮するために一般事務に転職した30代シングルマザーの事例
私は子供が小学校に上がる前に離婚し、シングルマザー歴は9年になります。
仕事は結婚当初からパートで勤めていましたが離婚を機に正社員として雇用していただけることになりました。
仕事内容も事務職ですがそこまでハードではないため、授業参観などこちらの都合でのお休みや急な早退にも快く対応していただき感謝でいっぱいでした。
転職理由は子供との時間を増やすため
転職したいと思ったきっかけは、子供が中学校に入りだいぶ手が離れた事と学校行事への参加が一気に減ったこと。
そして何より離婚前の家から近くの職場だったため、離婚後は実家近くからの通勤となり車で夏場は40分、冬は雪国の為1時間半以上かかるという点がかなりしんどかったです。
雪が多い年に除雪が間に合わずに道路渋滞がひどかったときは会社に着くまで4時間、自宅に帰るまで3時間とかなりハードな通勤でした。
これが何日も続くとなると仕事は楽でも通勤が苦痛でしょうがなく、子供より先に家を出るという事に負い目もでてきました。
ただでさえ一緒に過ごす時間が少ないのに、食事も一緒にとれないなんて自分がなんのために働いているのかもわからなくなりもう一度一から考え直してみようと思い立ったのがきっかけでした。
これから高校受験や大学進学まで子供が希望したときに、やりたいようにやってみなさいと胸を張って言えなくなるのだけは嫌だったので収入が下がらない転職先を探しました。
また、通勤が苦痛にならないで、冬場でも子供よりも先に家を空けなくていい距離であること。
そして何より子供との時間がしっかりと確保できる土日休みであることが自分の中での最低限の条件として、ゆっくりと就職先を探すことにしました。
転職した電気通信業界の仕事内容と前職との違い
転職した業界は電気通信業のケーブルテレビの修理工事業者での一般事務です。社員が回ってきた内容の確認とそのデータの入力作業を行います。
また、使用した機材や部品などの管理もしております。時には書類を届けたり、機材を運んだり、社内の清掃から備品の購入なども行っています。
駐車料金の精算や困っている社員の手伝いもすることがあります。
以前の職場は一日中入力作業のためデスクにいつもいる状態でしたが、現在は社用車に乗って買い出しに出たり、倉庫内での作業などもあるため気分も変わるのでマンネリしないのが大きな違いかと思います。
シングルマザーの目線で転職して良かったこと悪かったことを紹介!
転職して良かったこともあれば悪かったこともあります。ただ、総合的に見ると転職して良かったなと思っています。
転職して良かったこと
- 子供との時間が増えたこと
- 通勤時間が大幅に減少
- 心に余裕ができた
転職をしたことにより自宅からの通勤が夏場は15分以内に。冬でも道路混雑があったとしても40分程度で到着します。
以前から見たらかなりの短縮となりました。子どもが登校するのを見送ってから出勤できる安心感。
子供よりも先に自宅に帰宅でき、部活で疲れて帰ってきた子供に温かいお風呂とご飯をきちんと用意してあげられる喜びは本当に今まで味わえなかったのでこちらは大満足です。
転職して悪かったこと
- 新しい仕事を覚えることが大変
- 給料が下がったこと
新しい仕事を覚えることがなかなか難しく、知らないことの多い業界だと苦労するなと感じました。転職してすぐは人間関係や仕事を覚えるまで苦労しました。
でも、上司も現場の社員もとてもいい人ばかりで人間関係は全くと言っていい程問題がありませんでした。
とにかくいろんな人に迷惑をかけながらではありましたが、がむしゃらに仕事を覚え、自分から進んで勉強をしていきました。
わからないことは後回しにせずとにかく聞いて回ることで少しづつですが仕事にも余裕が出来ていきました。
お給料に関しては以前よりも少し下がってしまいましたが、通勤時間が短縮されたことで自分のお弁当をしっかりと作っていけるのでコンビニ代と相殺という事で節約しています。
最後に
転職を考えている方へのアドバイスは、自分の中で譲れないものをしっかりと明確にして、順序を付けて思い切って転職する一歩を踏み出すことでより充実した自分と子供との理想の生活に近づくことができると思います。
その為には自分の守るべきものが何なのか、どんな生活を送りたいのか、そして子供に与える影響とはどんなことがあるのかを考えてみるといいと思います。
毎日仕事に家事に子育てと時間に追われゆっくりと自分のことを考える余裕がない方がたくさんいるとは思いますが、自分の為の時間を少しでも作っていたわってあげてほしいと思います。
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