ここ数年で働き方は大きく変わりました。仕事は会社に出勤するものと言う考え方から、自宅でも仕事はできるという考え方に変わりつつあります。
そのため、多くの業界で在宅ワークが取り入れられています。シングルマザーにとって自宅で仕事ができることは大きなメリットだと思います。
今回はエステ業界からテレアポへと転職した30代女性の事例を紹介させていただきます。転職を検討している方の参考なればと思います。
テレアポへ転職した30代シングルマザーの転職理由
33歳女性、地方勤務。去年子供3人を抱えシングルマザーになりました。今までは美容業界でアイリストとして美容学校からパート勤務後、エステサロンで働いてきました。
産休、育休もその間にしていますが、結婚前からの勤務なので約10年ほど勤務していました。
好きな仕事だったので子供を産んでも働きたいと今まで頑張って勤務してきました。
転職しようと思った理由
コロナ禍で、子供を抱えながら働くには厳しいと感じてきました。保育園のお迎えはすぐ呼ばれ、咳をしていたら預かれませんと言われ。
小学校もすぐ休校、休園になり…完全予約制のお店なので自分が出勤しないとお客様にもスタッフにも迷惑をかけてしまう。
どの業界でも同じですが、それがとても辛く感じてしまいました。病児保育に電話してもすぐいっぱいになり預かってもらえず。自分の親は持病があるため頼れません。
お客様に絶対してはならない日にち変更などのお願いをしなければいけないのがとても苦痛に感じました。
コロナ前は保育園も厳しくなかったし病児保育も今よりは空きがありました。
その中での離婚だったのでこのままでは生活もできない。と考え今自分にできることを、と考えると在宅でできるお仕事でした。
コロナ禍でリモート勤務という言葉が出てくるようになって、子供を抱える自分にとっては良いなぁ。と感じていました。
今までのお仕事はずっと続けてきた大好きなお仕事でした。人と関わるのも、技術向上のため勉強したりと、とてもやりがいが目に見えるお仕事だったのですごく悩みました。
ですが、離婚することとなり、もっとしっかりしないとと思い転職を考え始めました。
テレアポの仕事内容と前職との違い
私は完全在宅で月に1〜2回ほど出勤するテレアポの仕事に就きました。元々人と喋ることが好きな自分にとっては向いてる職業かなと感じました。
企業様にサービスのご案内などをさせていただくお仕事です。
リモートで働けるので、急な子供の休園、休校にも対応でき、今までのストレスは一体…と感じました。
小学校のお兄ちゃん達なら自分達で好きに遊んでくれますし、迷惑はかけてしまいますが、保育園の子の急な休みでも、代わりの人がいてくれますので、そういったストレスが一切なくなり伸び伸びと働けました。
ただ、やりがいや充実感はどうしても前の仕事の方が高いと感じています。それでも今の自分がノンストレスで子育ても仕事も両立できているのは間違いなく転職のおかげです。
今の仕事は自分の好きな時間に勤務でき、割と自由に自分のスタイルで働けるので子持ちの自分としてはとても助かっております。
子供の宿題を見てあげたいな。夕飯の支度をしたいな。と勤務時間も決めれるし、朝も昔はバタバタ支度していたのが嘘のようにゆっくりと余裕を持てています。
そして、人とお話ししたいな、人の役に立ちたいな。という気持ちは前職と変わらない気持ちできています!
シングルマザーの目線で転職して良かったこと
1人でなんでもこなさなければいけないシングルマザーのとって、子育ても仕事もしっかりしたいというのはかなり大変だし必ず疎かになってしまうと思います。
それがストレスとなり、やる気もなくなってしまえば生活が苦しくなったり子供にイライラが伝わってしまったりしてしまいます。
前職はとても好きな仕事でせっかくなら資格を活かして働きたい!と感じていたので今まで頑張ってきました。
でも両立するのがとても難しいとも感じていました。なので転職して自分のライフスタイルの合わせながら仕事をするという事の大切さがとても身に染みています。
自分に合った職場環境で働くことはとてもいいことだと思います。私もこの先、子供も大きくなり、自分に時間が使えるようになれば、またその時は今まで頑張ってきた前の仕事をまたしたい!と思っています。
最後に
残念ながら好きだった仕事から転職してしまいましたが前職で仕事を頑張ったからこそテレアポの業務も問題なくできています。
目の前の仕事を前向きに頑張ることが次の仕事にもつながると思っています。今はテレアポの仕事をしっかりと頑張りたいと思います。
今後もしかしたら再婚をして自分の負担が減りエステサロンの仕事に戻ることがあるかもしれません。
この先のことはまだ何もわかりませんが、子供のことを含めたその時の環境、ライフスタイルで決めて行けたらいいなと思います。
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